maximaの四則演算について説明します 四則演算は通常の電卓とだいたい同じですとなっています。 その他にべき乗や階乗もあります。四則
+ 足し算 - 引き算 * 掛け算 / 割り算二重階乗は、一つおきの階乗で 5!!は1*3*5 6!!は2*4*6 といった具合になります。べき、階乗
^ べき乗 ** べき乗 ! 階乗 !! 二重階乗電卓と違う大きな特徴の一つが分数(有理数)です。 割り算は分数のままで計算がなされます。 もし浮動小数が欲しい場合はfloat関数やbfloat関数を使います。 つまりmaximaはぎりぎりまで、精度を落とさず計算することができるのです。四則演算
(%i1) 1 + 2 * 3; (%i2) 3 / 4;上記のように、bfloat関数のほうは有効数字7.5に指数という形式で表示がなされます。 またbfloatは大きな精度まで表示出来、 この精度はfpprecという値を設定することにより変更することができます。 例えば円周率を50桁で表示させるには次のようにします。 なお、maximaでは、円周率πは組み込まれており、%piで表します。float関数
(%i1) float(3/4) (%o1) 0.75 (%i2) bfloat(3/4) (%o2) 7.5b-1fpprec:50でfpprecに50を設定しています。 これは変数に値を設定する構文でのちに再び説明します。 値の設定だけで結果は不要なので$で式を区切っています。円周率50桁
(%i1) fpprec:50$ bfloat(%pi); (%o1) 3.1415926535897932384626433832795028841971693993751b0