maxima入門

変数

変数を用いると一時的に数値や式の結果、
式自体などを記憶しておくことができます。
変数名にははアルファベットと数値、
バックスラッシュでエスケープした記号が使えます。
一般的なプログラミング言語と違い、バックスラッシュを
つけることで数値からはじまる変数名も使えます。
ただし、予約語という決められた語句は変数名として使えません。


例えば次のような変数名前が使えます。

使える識別子の例

a abc data10 word\$ \1
maximaが予約している予約語は次のとおりです。 参考

予約語一覧

integrate next from diff in at limit sum for and elseif then else do or if unless product while thru step
変数には値を代入出来ます。 代入を行うにはコロン(:)を使います。

代入とその利用

a:10; a * 5; b:2*a; b +1;
例のように別の変数への代入に他の変数を使うことも出来ます。 一度変数に代入した値を消すにはremvalueを使います。

変数の値の消去

a:10$a; remvalue(a)$a;
値をすべて消去するにはremvalue(all);とします。 また、変数ごと消すにはkill(変数)とします。 変数をすべて消去するにはkill(all);とします。
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