maximaには数値、リスト、行列などの色々なデータの型があります。 この項ではmaximaの様々なデータ型について説明します。 maximaには次のようなデータ型があります。リストや配列などの関連する関数の多いデータ型は 別途ページを割いて説明することにして ここでは簡単に各データ型の例を載せます。maximaのデータ型
文字リテラル 数 整数 有理数 浮動少数点数 多倍長浮動小数点数 複素数 定数 リスト 配列 ハッシュテーブル 行列 関数 構造体データ型の例
(%i1) /* 文字リテラル */ "hello world"; (%o1) "hello world" (%i2) /* 整数 */ 1; (%o2) 1 (%i3) /* 有理数 */ 2/3; (%o3) 2/3 (%i4) /* 浮動小数点数 */ 0.123; (%o4) 0.123 (%i5) /* 多倍長浮動小数点数 */ fpprec:30$ bfloat(1/3); (%o5) 3.3333333333333333333b−1 (%i6) /* 複素数 */ 1+2*%i; (%o6) 2*%i+1 (%i7) /* 定数 */ %pi; (%o7) %pi (%i8) /* 定数 */ true; (%o8) true (%i9) /* 定数 */ false; (%o9) false (%i10) /* リスト */ [1,2,3]; (%o10) [1,2,3]; (%i11) /* 配列 */ array(a,2); (%o11) a (%i12) a[1]; (%o12) a[1] (%i13) array(b,2,2); (%o13) b (%i14) b[1,2]:3; (%o14) 3 (%i15) b[1,2]; (%o15) 3 (%i16) /* ハッシュテーブル */ c[0,0]:10; (%o16) 10; (%i17) listarray(c); (%o17) [10] (%i18) /* 行列 */ matrix([1,2],[3,4]); (%o18) matrix([1,2],[3,4]); (%i19) /* 関数 */ f(x):=x+1; (%o19) f(x):=x+1; (%i20) f(1); (%o20) 2 (%i21) /* 構造体 */ defstruct(st,(x,y,z)); (%o21) [st(x,y,z)] (%i22) st1:new(st); (%o22) st(x,y,z) (%i23) st1; (%o23) st(x,y,z) (%i24) st1@x:10; (%o24) 10 (%i25) st1; (%o25) st(x=10,y,z)